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 「馬鹿かお前! ばっかじゃねぇのか! またはアホか!
 「あなた、名前は?」「うっせぃ、ディンゴだ!」←なんだかんだで結局言ってる(笑)
 昨日アヌビス買って、今日クリアしたどー。こんばんわ、ゼロシフト中毒者のサクマです。
 今日はそれに関連して、「名前は知られていないけどすごい人」について取り上げていきます。

http://www.konami.jp/gs/game/zoe2/japanese/staff.html
 MGS2のPrevious Storyにある「シャドーモセスで明かされた驚愕の陰謀」という、テンションのイカれた短編を覚えていますか? あの「カジキ男」の話です。
 ナスターシャが書いた「シャドーモセスの真実」のシリアスな話とは裏腹に、始終ボケまくりの文面に面食らった方も多いと思います。

 この短編を書いたのが、村田周陽という方。読み方は「しゅーよぅ」さん。
 実は「アヌビス」で、脚本と監督とゲームデザインを手がけていたクリエイターさんです。
 K社入社後はラジオドラマなどを多数執筆、MGSのそれやZOEの脚本補を経て、「アヌビス」は初監督作品です。
 「アヌビス」もいちおう小島ゲームですが、コジコジさんは発売イベントで「プロデュースに徹して、他のスタッフの才能を引き出す方向で取り組んでいます。」ということで、しゅーよぅさんにお任せしていたようです(元記事)。

 MGS3でも、しゅーよぅさんは大活躍されています。
 脚本、パッケージ解説文の執筆、音声収録監修・演出、「Guy Savage(拷問時に出現する悪夢ゲーム)」のゲームデザイン・監修。
 「Guy Savage」ユニットは、キャラクターデザインなどを見ると「アヌビス」チームの流れを汲んでいるようなので、操作方法がアヌビスと似ているのもそのためかと思います。
 (脚本はどの辺を担当されているか分かりませんが、個人的にシギントまわりの担当と予想)

 しゅーよぅさんは、脚本や解説といったもの書き中心にお仕事をされています。
 (学生の時に自主制作映画を作られていたそうなので、元々お好きなんでしょうね)
 テンポのいい掛け合いやユーモアにあふれるセリフ回しは、粋で味があり、「しゅーよぅ節」と呼ぶべきテンションの高いかけ合いが好きな方も多いと思います(冒頭のセリフなど)。

 そんなしゅーよぅさんの次回作は「MGS4」。E3の動画ではディレクターとして「ALAN SMITHEE」の場所に座っていました。
 コジプロの中では、しゅーよぅさんは新鋭。
 MGSチームに加わることで、「しゅーよぅ節」の新しい空気を取り込んでくれることと思います。
 しゅーよぅディレクターの今後に期待。

by lex010 | 2005-08-07 15:54

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