オセロットの射撃
2004年 06月 29日
拳銃に関してはあまり詳しくないのですが、今回はオセロットの愛銃「シングルアクションアーミーリボルバー(以下SAA)」についてを取り上げます。
SAAの歴史は(少なくとも僕が思っている以上に)古く、その名を轟かせるようになったのは南北戦争終結以降、コルト社が当時の米政府と契約をはじめた1873年頃からです。
「1873年型」と呼ばれるSAAリボルバーは、「どの拳銃よりも多くの人を殺した」と言わしめるほどの高品質な銃であったらしく、製造が中止された1941年までに36万挺近く売れたそうです。息の長さには驚かされます。
で、リボルバーというとオート式の銃に比べて手間がかかってめんどくさいイメージがありますが、MGS2作中でオセロットが見せた「ツーハンド・ショット(※)」という撃ち方は、慣れればオート並かそれ以上の連射が可能だそうです。
なんと、世界記録になると0.1秒台になるとか...!もはや神の領域です。
オセロットがものの数秒で敵兵を片付けてしまう演出は、あながち間違ってはいないといっても過言ではないでしょう。
(※)利き手は引き金、もう一方でハンマーを動かすとできるらしいです。
ちなみに、SAAというと西部の保安官というイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし、実際の保安官のお仕事は無法者を早撃ちでやっつけていくような刺激に満ちたものではなく、税金の徴収が主なものだったようです。
同時に法の執行者であったため、ポストをめぐる争いも激しかったようです。
参考ページ:http://www.desertshooting.com/report/SAA&94/SAA.html
# by lex010 | 2004-06-29 00:19