岡山にビッグボス、出現
2005年 11月 18日
「こちらスネーク。少佐、山の中でエサを見つけた。」
ゼロ少佐
「それはマスコミの撒き餌だ。いいかスネーク、これは潜入任務だ。
やつらに姿を見られてはならない。」
ネイキッド
「俺を飢え死にさせるつもりか?」
ゼロ少佐
「そのためのサバイバル訓練だ。」
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山陽新聞「ポニー“捕獲作戦”進む 新見の山あいで野生化、繁殖」
「野生のポニー!?」(ネットショップ リアルログさん)
今日の朝、まったりとワイドショーを見ていたらテレビでビッグボスが話題になっていた。
【ブリーフィング】
岡山県の新見市で観光用に飼われていたポニーが野生化し、近辺の農作物を食い荒らしているそうだ。
これを受けた新見市は捕獲作戦を開始した。
市の調査ではポニーたちはA、B、C、3つの集団が確認されている。
まず、比較的大人しいAグループ。5頭のポニーの群れだ。
人に対してあまり警戒心が無く、5ヶ月前から行われている市の餌付けに対しても、拍子木を鳴らせばすぐに集まってくる。
すぐに捕獲が可能な状態である。
次に、「ブラックボス」率いるBグループ。6頭の群れだ。
ブラックボスはメスの黒い馬で、他のポニーと比較して大きい(体格からしてポニーじゃないかも)。
ブラックボスは体格が大きく、また妊娠しているそうなので捕獲には気をつけなくてはならない。
Aグループよりもやや警戒心が強いものの、職員による地道な餌付けにより少しずつ慣れてきている。
今回行われた捕獲作戦は、Bグループを先に鉄の柵に誘い込んで捕獲する。
鉄の柵に追い込むと言っても、設置してすぐに捕獲はしないそうだ。
野生の馬は、柵を閉めるとパニックを起こして仲間同士を蹴り殺してしまうそうだ。
ポニーたちに怪我をさせないという配慮から、柵に慣れるまではしばらくほうってくそうだ。
職員の地道な努力により、A、B両グループの捕獲はほぼ可能な状態になった。
捕獲された馬は既に引き取り先が決まっているらしい。
問題はまだ残っている。謎に包まれているCグループの存在だ。
Cグループは特に警戒心が強く、群れの目撃情報も少ない。
そのCグループを率いているのが、ブラックボスよりも巨大だという「ビッグボス」。
ビッグボスはブラックボスの夫だといわれている(2頭の子どもがBグループにいる)。
群れの頭数すらいまだに把握されておらず、またビッグボスの姿を見た者もいない。
周辺住民が複数「白馬」を目撃していることから、この白い馬がビッグボス(ホワイトボス)ではないかとワイドショーではさわいでいる。
Cグループの住んでいる山間一帯を「アウターヘブン」と呼ぶ住人もいる(嘘)。
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【個人的見解】
ふつうに、報道陣のせいで馬が警戒して作戦が邪魔されているだけな気がします。
放っといておけよ。つかそこのレポーター。山にエサをバラ撒いてんじゃねーよ。
by lex010 | 2005-11-18 09:22